REPORT

書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。

2022-08-27-SAT

021 ライアン・ガンダー われらの時代のサイン

壁から顔を出すキュートなネズミのポスターに誘われて、ぶらり訪問。
グラフィック、インスタレーションから映像まで空間を贅沢に使った現代アート群は、インスタ映えだけでなく、「んで、そのココロは?」と想像力への楽しい問いかけが始まる作品ばかりでした。

【ハラオチ】
各作品の日本語タイトルが絶妙でした。
『持つことと在ることの板挟み』
『最高傑作』、『あの最高傑作の女性版』
『もはや世界はあなた中心ではない』
このタイトルを見せられただけで、どんな作品かの興味がそそられます。上手な邦題のネーミングによって鑑賞意向が全く変わってくる外国映画と同じですね。

【ヒザウチ】
スイッチを押したり、見上げたり、腰をかがめたり、しゃがんだり、そもそも作品がどこにあるのかを探したり・・・。《身体性》が伴うことで鑑賞のシミジミ度が変わるのを実感しました。

【コレイチ】
ポスターにも使われた『2000年来のコラボレーション(予言者)』。
しゃがんでジリジリ前進しながら写真を撮っている自分は、まるでネズミ捕りに引っかかるネズミのよう。