REPORT

書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。

2022-03-17-THU

#7 大映画帝国の優男

映画、書籍、音楽・・・、カテゴリーを問わず多くのエンタメコンテンツに触れた分だけ、ヒトはヒトに対する想像力が養われ、その結果《優しく》なることができるのだ。
だからこそ、多くの素晴らしい物語を、多くのヒトの心に深く染み入るように届けなくてはいけない。
それこそがコンテンツ業界に携わる者たちに課せられた使命なのだ。
優しさで誤解や異論の溝を埋めていく対話でしか、平和で愉快な世界には近づかないのだから。

世の中にアンドウさんのような優しいヒトが増えると良いなぁ、と思っている。
ちゃんとお話をするようになる前、少し距離があるところからお見かけした時からずっとそう思っている。
細身の身体にマッシュルームヘアーのその佇まいからは、クールな知性とこだわりの文化が共存する“ブリティッシュ感”がたちのぼる。

そのアンドウさんの優しさの根源は、なんといっても圧倒的なコンテンツ消費量。
年間100本を超える映画館での作品鑑賞、加えて配信でのドラマシリーズ視聴に、幅広いジャンルの読書・・・。1週間が8日くらいあるのかしらん? 大丈夫っスか、アンドウさん、寝てますか?

そして何より感服するのは、その驚異的な記憶力。ストーリー、キャラクター、キャストなどコンテンツにまつわる情報がしっかりとアタマに整理整頓され刻み込まれているのだ。
きっとその情報ニューロンが繋がり、ご自身の表現の幅もますます拡がっていくのであろう。アンドウさんの創造性によって人々の心に届いた映画作品は数知れない。

ちなみにこのコンテンツの大食い優男は、ホントのお腹を壊さないように常に温かいお茶を携え、漢方薬も常備している。優しいオトコにはやっぱり優しい効き目のアプローチなのだ。