REPORT

書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。

2022-05-18-WED

#8 ナまイキ クリエイティブガキ大将

テイさんに初めてお会いしたのは25年くらい前のこと。自分がキャリアチェンジをして初めて広告やマーケティングの仕事をはじめたタイミングだ。

同じ会社に入ってみると、すぐにアレ?という不思議な違和感に出会う。
タイトルや職歴的には多くの先輩がいるにも関わらず、一番若そうなテイさんが社内で最も大きなクライアントを担当するチーム全体をリードしているのだ。
クリクリっとした目の少年のような風貌で、年長メンバーたちを飄々とタメ口でイジりながらも、皆から可愛がられ、お客さんとのタフなやり取りにも一歩も引かず、でも圧倒的な信頼を得ていくテイさん。
体幹が太いのにしなやかな感じもするのは、まるで全盛期のマイケル・ジョーダン。ここ一番のシビれる場面で涼しい顔をしてクラッチショットを決める感じもさすがのスターの風格。

その後、グローバルブランドに転職されたテイさんは、国内で結果を残すとあっという間に本社の要職に就いて、世界中のヒトに届く大きな仕事をたくさんやり遂げてどんどんスケールアップしていく。
ちょっと手の届かない存在になってしまった感がありつつも、変わらぬその人望が垣間見ることができるのは、たまに帰国される時。たくさんイジられていた先輩方も含めて多くの仲間たちがテイさんに会いに集まるのだ。昔ながらの居酒屋で、みんなでテイさんの変わらぬ“腕白ぶり”を確認するのが大好きなのだ。

イタズラ小僧の佇まいでアイデア溢れる楽しいアソビを創っていくガキ大将は、おそらく多くの修羅場をくぐってきたからこそ、その力強さや優しさにもさらに磨きがかかっている。でも苦労話や自分の努力を見せないのもスタープレイヤーたるゆえん。

クリエイティビティあふれる永遠の少年は、挑戦を恐れることなく、それでいてまったく力むこともなく、今日も“Just Do Itモード”で300ヤード近くかっ飛ばしている。