５月５日は50-50の日。

コロナも“日常化”してきた最近は外出の機会も増えてきて、新しい方との出会いや、これまでお世話になった皆さまとの再会が多くなってきています。
そんなときにワリとご質問を頂くのが社名の由来　―　「なんで “フィフティーフィフティー”？」
５月５日は50-50の日（未公認）なので、５０－５０合同会社（フィフティーフィフティー合同会社）の社名のコンセプトやら命名に込めた思いやらを記しておき、改めてココロのストレッチを。

■ 『50-50LLC』とは？４つの理由。 ※ムリヤリ５つめを用意すべきでしたが、思いついたらいずれ･･･。

① 人生100年時代。50歳から50個（沢山）の挑戦を＜アドリブ＞で！
何はともあれまずはコレ。50歳で家督を息子に譲り、“自身の興味”に向かい学び歩き始めた伊能忠敬スピリットに大きな影響を受けています。伊能は結果的に日本地図まで作っちゃいましたが、こちらはあちこちに寄り道して進んでみようかと。そんな思いを抱きつつ、会社定款は50歳の誕生日に作りました。

② 媚びず、奢らず、昂らず。感謝とワクワクをベースに皆様と＜フラット＞な関係を！
リラックスして多くの方と愉快な対話をしていくことが創造的な活動に繋がると信じています。個人や法人、どんなヒトとも正面で向き合う“パートナーシップ”でお付き合いしたいなぁと。ご縁とタイミングに任せながらも、ご機嫌で助け合える皆さんとご一緒することが大切だとシミジミ感じています。

③ シゴトかアソビかどっちかよく分からない＜ボーダレス＞な活動を楽しみたい！
遊ぶようにシゴトをして、仕事するようにアソビたい！子供の日なので、いい歳こいて書いていることがコドモですが、心身健康な人生のためにも最近ますますその思いを強くしています。変な我慢やプライドを脇に置いて、かつあまり将来を恐れずに「そのプロジェクトは楽しそう？」とか、「ご一緒する方は楽しそう？」の感覚に耳を澄ますようにしています。

④ 勝ち過ぎず負け過ぎず、一勝一敗ペースの＜プラマイゼロ＞で帳尻合わせ！
社名表記的には「５０マイナス５０」、すなわちゼロ。行き過ぎた株主資本主義も疲れるよネ、ということで、全体的にチャラで終われば良いんじゃない？という考え方です。所有と経営の一致が原則の合同会社にしたのもそのため。また、これまで多くの厚意を頂いてきた方や環境に“お返し”をしていく精神でもあります。倍返しだとこちらが干上がってしまうので、ちょうどお戻しできる分だけですが。
　
〈アドリブ〉、〈フラット〉、〈ボーダレス〉の価値観で、興味がある場所を“蜂”のようにブンブン飛び回り、かつ“蝶”のようにフラフラとノンビリもする ―　秩序や効率性を重んじ、利益を追求する大きな会社では難しいのは分かっていながらも、前職の会社でも仲間の皆さんに提案していた働き方でした。

「独立なんて、自信があるんですね～」と言われることもありますが、それはチト違います。将来への無根拠な楽観はありますが、自分のチカラなんぞは全くなくて、ひとりでは何もできないことも分かっています。でも世の中の優しさや、自分が開くことによってさらに広がる繋がりは信じてみようかなぁと。

世の中いろいろありますが「お、やっぱりこの方向でいいんじゃない？」という半年経過時点です。
来年の50-50の日はどうなっていることやら。うまく行くも行かぬも50-50という感じでひとつ。