REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。
2022-03-31-THU
2022年も3か月が経過しました。
いろいろあって筆が重いところもあるのですが、『自分ドキュメンタリー』の旗を掲げている以上、この期間の出来事や思いをしっかりと記したいと思います。
年初に3つ年下の弟が病気で倒れました。
今も入院している状況ですが、コロナ禍で直接の面会もかなわず、週に一回15分だけタブレット越しに声をかけることしかできません。フラフラしているボクとは異なり、彼は大学卒業後、ひとつの会社で責任ある立場で働いていました。今回の件との直接的な因果は分かりませんが、さまざまな仕事のストレスもあったようです。
2月末からは戦争も始まりました。
複雑な歴史的背景や政治を語る見識はないので、そこは脇におきます。ただ、常軌を逸した集団の中で声を出せない“名もなき善良な個人たち”が、今は平穏な暮らしだけが望みであろう同じ“名もなき善良な個人たち”に向けて銃弾を浴びせ爆弾を落としていることに寒気がはしります。
《機嫌よく生きていき、優しい世界をつくる》 ― 志していた“親切”も自分の弟にすらうまく届けられなかったし、メディアを通じて見る戦争の様子からは、50-50LLCを立ち上げたビジョンとは全く逆のことが起こっている感じで、圧倒的な無力感にさいなまれます。昨年の能天気な様子と見比べると、この期間のJOURNALは明らかに笑顔が少なくなっているようです。
それでも、だからといって皮肉的や自棄的にならずに、自分の手の届く範囲で、自分ができることをしっかりと諦めずにやるしかないのだろうと思います。家族のため、友人や仲間のため、ご縁を頂いた人たちのため、犬猫のため、そしてそれらは何より自分のためと受け止めて、頭と足を止めずに働いていくことがこの50-50LLCの存在理由です。
働くことの対価は“心身の健康” ― この3か月でより解像度が上がり、改めてそんな思いを強くしています。
シゴトのやりがいや成果、オカネやステータスはどれも重要ですが、行き過ぎても良いことはないかと。結果的に自分の心と体の健康バランスを崩すのであれば本末転倒だし、さらにおかしな目的やおかしな働き方が誰かの健康を傷つけてしまう可能性にもっと配慮が必要な気がします(自戒もこめて書いています)。
「今のうちに誰か、会っておくべき人がいるのでは、大切な人に大事な話をしておくべきではなかろうか 」
今年1月にいわた書店の岩田さんより頂いたメールにあった一文です。限られた時間のなかで、自分にとって重要なことは何なのか、リラックスしながらともに語り合う人たちは誰なのか、をしっかりと考えて暮らしていきたいと思います。
今期の<働く>4領域はこんな感じかと;
① 物語 ・・・ コンテンツビジネスに関するあれこれ:55%
公私の忙しさにかまけて自身のプロジェクトは遅々として進んでいないのですが、前期に引き続き、お声がけ頂いたたくさんのプロジェクトに関わらせて頂きました。キャラクターやストーリーが生まれる現場、またその未来を考える現場に携わらせてもらう幸せが世界平和に繋がると信じて引き続きガンバリマス~。
② 想像力 ・・・ 発想力支援や組織共創のお手伝い:25%
営利、非営利の組織のお手伝いをしている流れでこちらの領域が増えてきました。シゴトの流れや業務の因数分解をしていると、それを通じて自分は何をしたいのか・何をしたくないのか、が分かったりするという効能もありました。
③ ペット ・・・ ヒトとの豊かで幸せな共生にむけて:15%
参加している寄付団体のほうで、いろいろなご提案やご縁を繋ぐことを行っています。まだ役に立っているとはいえませんが、少しでも犬猫たちが穏やかに楽しく暮らせるよう、こちらも新しい学びや世界が拡がることを楽しみながら活動していこうと思います。
④ 教養 ・・・ 人生は多重奏/教養と健康の旅:5%
なんといってもいわた書店の一万円選書に当選して、12冊の本を頂いたのがこの期間のハイライトです。ゆっくり噛みしめながら読書をしています。また、コロナ再燃で在宅比率も再度あがったので、ブラブラ徘徊具合は若干落ちましたが、春以降は楽しみな美術展や映画もあるので、文化的に過ごします。
今期は①と②が多すぎました。50-50ならぬ80-20でした。いろいろなバランスや機嫌がもどる次の四半期になるように!