REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。
2022-06-30-THU
2022年も半年が終わりました。一年も半分ずつにするのが50-50流、ということで、実は6月は当社の会計年度〆の時期でもあります。
昨年のこの時期はまだ前職で忙しく働いていましたし、“便利屋”構想(妄想)はあったものの、一年でここまで進むとは思ってもいませんでした。地図なき道を歩き出したので、どこにたどり着くかはこれからのお楽しみなのですが、この一年で確実にさまざまなことが進みました。
現在働いている企業案件、ボランティア案件、ほとんど全てが昨年は影も形もなかったものです。ボンヤリとこんなことがしたいなぁと掲げていた当社の〈働く4領域〉で、それぞれ具体の活動が生まれてきています。便利屋のくせに自分から押しかけていったり、経験のないことを請け負ったり、自分が好きなことだけやったり、とワガママさにもホドがあるのですが、それでも向き合った案件は楽しみながら、精一杯できる限りのアウトプットをご提供しています。
法人としては実働半年くらいですが、いろいろな意味で充分すぎるスタートを切ることができました。ご縁を頂いた皆さまには本当に感謝を申し上げます。
んで、初年度最終四半期の〈働く4領域〉はこんな感じでした;
① 物語 ・・・ コンテンツビジネスに関するあれこれ:40%
案件の難易度が上がってきており、右脳と左脳をフル回転するだけでなく、これまでにない回路を使う必要があるように感じています。1を10にするシゴトよりも、0から1を創ることの難しさにヒリヒリしています。今はほんの少しその世界を垣間見ているだけで、片足の指先をいれたくらいの状況かと思いますが、これはムズ楽しい。何かを生み出す際に必要な教養の欠落と、脳内ニューロン発火のショボさにゲンナリもするのですが、試行錯誤の逍遥を続けます~
② 想像力 ・・・ 発想力支援や組織共創のお手伝い:20%
企業もボランティアも、そこに集う人たちがみな気持ちよく働き続けることは簡単ではないなぁと。様々な場面で、リラックスしてマジメに“対話”することの重要性を感じています。価値観やコミットの差、自分の恐れや他人への不信を攻撃性に変えずに、テヘペロなアプローチでご機嫌に進む道はないものかと。
そこは愛犬りん坊からの教えで、“すぐに腹を見せる”のが得策な気がするものの、そのへんヒトは難しいですね。いずれにせよ、通りすがりの便利屋をうまく触媒(職場医?)に使ってもらえればと考えています。
③ ペット ・・・ ヒトとの豊かで幸せな共生にむけて:25%
寄付団体の活動が本格化してきました。団体の発信活動の計画を考えたり、名刺をもって外部とのコミュニケーションを担当したり、犬猫保護団体の視察では九州にも伺いました。動物福祉の領域はなかなか奥深く一筋縄ではいきませんが、“優しく愉快な世界”に向かうシンボリックなトピックだとも思っています。言語を超え、生物的な種別を超えたものと共生できれば、人類平和なんてチョロいもんかと・・・。
あいかわらず我が家のワンコりん坊とはベッタリな毎日ですが、これだけ楽しませてもらっているので、少しは同族皆さんに恩返しができると良いなぁと。
④ 教養 ・・・ 人生は多重奏/教養と健康の旅:15%
ひょんなことから始まった日本語教室ボランティアのヘルプにも本腰を入れ始めました。教え始めて痛感しているのは、日本語の難しさと、教えることの難しさ。まぁでも生徒さんと一緒に学んでいく感じでノンビリ行きます。ここでも、自分が話すことよりも、相手を注意深く観察して話を聞くことの重要さをシミジミ感じています。②と一緒で、コミュニケーションの第一ステップは自分を開いて受け入れることですね。
何となくのバランスでは、①②と③④が60-40なこの四半期でした。とはいえ、収益案件とボランティア活動の境目が良い感じで“ボンヤリ”としてきました。それぞれの活動がちょっとずつ連携したり、別の活動のヒントになったりしてきています。
そうそう、そして一番重要なこと。それは、事業初年度のこの半年で、新しい人たちとの出会いが増え、これまで知り合いだった方とも新しいプロジェクトや働き方が実現していることです。これはなかなかラッキーな展開です。
50-50LLCという“法人作品”がどんな形になっていくのか楽しみですが、ご縁に価値をお戻しできるよう、二年目ものんびり愉快に進みたいと思います。