REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。
2023-02-11-SAT
32:オジサンジャンパー
「てゆーか、夏場は季節で一番夏が嫌い。え~だって暑いから」
一転して冬場は「ホントに冬が一番イヤ。チョー寒いし、散歩に行くのもホントツライ!ありえない~」
と、年頃のギャルワンコ・りん坊の心を代弁してみたのだけど、実は謝らなければいけないことがある。
それは《りん坊の冬服が可愛くないこと》だ。ホントにスマン。この2年の懸案事項として家人とも検討を重ねているものの、なかなかステキな冬服に出会えないのだ。犬の個体差は非常に大きく、ピッタリくるサイズがそもそも少なく、そこに機能やらデザインを掛け合わせると、出会いの確率はますます下がる。
晩秋から初冬。
バーバに作ってもらった赤いセーターがりん坊のお出かけ着。・・・カワイイ。道行く人も目をハートにして見つめているし、何度も「いいの着てるね~」とお褒めの言葉を頂いている。りん坊もその洋服が出てくるとうれしそうに駆け寄って、自分からアタマを突っ込んでくるくらい。
しかし12月も過ぎ、ますます寒くなってくるとニットの赤いセーターではさすがに真冬はツライ。
そこで投入されるのが、モスグレーというか地味な青というか玉虫色に光るダウンジャケット。シブイ。
オジサンの作業ジャンパーを否定するつもりはないし、こちらはそんなものをいつも来ているだけど、年頃の女の子りん坊にそれ着せて良いものか。ジェンダーフリーのこの時代、そんなことを気にするのが古いのか?
寒さに震えるりん坊をそのままにしておけないので、風を通さない洋服は着せてあげねば可哀そう。
とはいえしかし、このオジサンジャンパーではあまりにも不憫というもの。
ということでいくつものペットショップなどを回遊し、りん坊に似合う防寒ウェアを探しているものの、なかなか良いデザイン&サイズに出会うことができない。このままだと今シーズンもまた極寒タイミングを越えてしまいそう・・・。
イヤ、 負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと それが一番大事
寒空の中、ジャンパーを着たオジサンは犬服を探しに出かけよう。