REPORT

書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。

2022-06-11-SAT

16:トリミング

どう転んだところでりん坊はカワイイのだけど、トリミングをした後のサマーカット版のりん坊のメチャカワ度は尋常ではない。
“ショートカットでも可愛ければ太鼓判の美形”法則は古今東西の常識だけど、まさにそれ。うっかりすると世界進出とかしちゃうんじゃないの?そろそろハリウッドから声がかかったらどうしよう。

ともあれ、“そろそろトリミング”サインはいくつかあって、
その①:両耳下の『御茶ノ水博士の毛』がクルクルとウェーブしてくる
その②:サソリ的な尻尾が枝垂桜のようにワサワサしてくる
その③:首から胸にかけての毛がザビエルの襟元のようにヒラヒラしてくる
その④:二の腕の裏側の毛が半魚人のようにメラメラしてくる
その⑤:肉球のすき間から雑草が生えるように毛がチョラチョラと出てくる
その⑥:爪が伸びてきて、顔を引っかかれる時にガリガリと身の危険を感じる
といった感じ。

クルワサヒラメラチョラガリが出揃ってきたら、ぼちぼちとトリミングサロンの予約。

当日は不安そうなりん坊をサロンに置いて一旦帰宅。こちらは1〜2ヶ月に一度の1000円カットがすっかり板についてきたけど、りん坊のお手入れは毎度その数倍の費用感。まぁ生き物としての価値と比例するんじゃない?、という家人の説が濃厚。

2〜3時間のお預け後に迎えに行くと、クリクリっとしたりん坊が嬉しそうにこちらに抱きついてくることも相まって、そのカワイさに全米が震える。
「ワンコの概念を変えた!」ワシントン・ポスト紙
「罪深いそのキュートさ」ハリウッド・レポーター

毎度お願いするスタイルは、短髪高校野球児のようなサマーカットなのだけど、ポメラニアンというか、豆柴というか、それでいてチワワというか、絶妙の異邦人(犬)感。その得体のしれないナゾのクリクリの茶色が、尻尾を振ってこちらに飛びついてくるのだ。ここはもう幸せホルモンのオキシトシンが止まらないところ。
It’s Automatic 嫌なことがあった日も、君に会うと全部フッとんじゃうよ。

ちなみにりん坊の“ムダ毛処理”は自分の役目。お尻まわりの毛が伸びてくるのが少し早いので、家でのシャンプー時に、少しカットしたりするのだ。
「カワイイ犬なのに、虎狩りのお尻が残念だ」 ニューヨーク・タイムス紙