071　日本現代美術私観：高橋龍太郎コレクション

外部での打合せ２件の隙間、まさに時間も場所もぴったりハマり、酷暑の中でのエアコンのありがたみも感じながらの東京都現代美術館。現地に伺ってみると、高橋龍太郎さんという日本の現代美術コレクターの方のコレクション作品での展示でした。

【ハラオチ】
作家やテーマでまとめたものではなく、コレクターの方の蒐集遍歴を追いかけるような展示でしたが、ズバリ一言「凄い･･･！」。氏のインタビューでは、数万円の作品購入から始まったというコレクションですが、一部だけという展示でもその質量に圧倒されます。
何でも集め出すとどんどん欲しくなっちゃうのは分かりますが、いやはや。。。

【ヒザウチ】
作家が異なるので当然ながら展示の作風の幅は広いのに、どれも足を止めて見入ってしまう魅力的な作品ばかり。のちに有名になる作家たちを幅広く若手時代からその創作をサポートする「目利き力」こそが芸術文化を支えているのだなぁと実感しました。

【コレイチ】
コレクションのための財力もさることながら、作品収納スペースってどうなっているんでしょう？