REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。
2022-03-25-FRI
010 ずかんミュージアム銀座
没入型、かつ展示との双方向性の体感学習で、地球のさまざまな生態を学ぶことができるこちら。
テクノロジーを使い新しい世界観を提示して学びのきっかけをつくる、という素晴らしい施設でした。
未来の動物学者、環境研究家、ビジュアルクリエイター、その他いまは名前もないような新しいシゴトをするであろう子供たちの無限の想像性への良い刺激になっていることでしょう。
【ハラオチ】
入館後の冒頭、この展示の主旨として「あらゆる動物のなかで、人間だけが“種の記録”ができるし、その使命がある」といった説明がありました。
そうですね、人間はいわば《地球の書記係》なので、争いごとをすることも含めて、自分たちで勝手に生態系を壊したりしてはいけないとシミジミ思いました。
【ヒザウチ】
館内にたくさん設置された展示モニターに現れる動物たちは、人間が近づきすぎたり乱暴な行動をすると、逃げて消えてしまいます。
「沢山の動物を見つけて記録したい」のは人間の性でもあり書記係の使命。もちろんこのミュージアムの醍醐味でもあるので、館内の子供たちはあちこちのモニターをウロウロ回遊して落ち着きません。
でも《 “見つける”とは、“現れるのを待つこと” 》だと気づいたオッサンは、自然に包まれて静かに観察を続けたのでした。
そして子供たちは、ひとり呆然と立ち尽くすオッサンを遠目に怪訝そうに眺めるのでした。
【コレイチ】
どの生き物も大がかりなケンカはやめて、仲良く過ごしてほしいものです・・・。