REPORT

書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。

2022-02-26-SAT

008 すみだ北斎美術館

ホントは改修前の江戸東京博物館に行くはずが、地下鉄から外に出ると、そこにはあまりにも有名な“神奈川沖浪裏”の絵とともにこの美術館の看板が・・・。
まさに波にさらわれるように、ぶらぶらと行き先を変更して北斎先生を訪ねてきました。

【ハラオチ】
ミュージアムショップのグッズがいずれもステキでした。イヤもちろん展示も素晴らしいのですが、グッズに転用しても“座りが良い”のは、美術作品としてだけでなく、彼の残したデザインの秀逸性と普遍性なのでしょう。
風景画のアングルや構図、季節や自然を感じさせる錦絵の色使い、生活や感情を感じることができる人物の身体性の描写・・・、ナルホド《この1000年で偉大な100人》に選ばれるシゴトをした人ですね。

【ヒザウチ】
90年の生涯で90回を超える“転居”と、30回以上の“改名”を繰り返したという北斎。
展示からも、その人生で何度も大きな方向転換をして、活躍の舞台を変えていることが伺えました。
快適な現状に安住せずに、環境とアイデンティティを新しくすることでも、クリエイターとしての“再生”や“挑戦” を続けていたのでしょう。

【コレイチ】
ナヌ! “富嶽三十六景”といいつつ、大人気だったシリーズは追加10作も含めて、全46図だったのね。