REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。


2025-04-19-SAT
090 国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図 ― 光琳・応挙・其一をめぐる3章
ここにきて・・・、ようやく・・・、いまさら・・・、人生初の根津美術館。燕子花図屏風に関する付け焼刃レポートを記していたこともあり、外出の流れを見計らって高名な美術館と国宝作品を拝見しにブラブラと。
【ハラオチ】
肝心の燕子花図は撮影NGでしたが、予想以上に大きなサイズに圧倒されつつ、ジーっと観ていると立ち上がってくる物語を感じました。写実と抽象の絶妙なミックス感、色味や情報量は少ないのに醸し出されるリズム感・・・、想像の余地を残すことで作品の広がりがもたらされるのかと。
【ヒザウチ】
館内の作品群もさることながら、建物や庭園の素晴らしさに感服。訪問時はまだ開いていませんでしたが、この季節は池のかきつばたも咲くそうです。季節ごとに表情を変える植物という天然のライブ作品は、やはり人智の及ばないAwe体験を与えてくれます。
【コレイチ】
かりそめに
来にけり園や
つむじ風
晴れやかな空
たゆたう草木