REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。


2025-02-27-THU
085 ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965
「ナルホド、このステキな建物を設計したコルビュジエっていうヒトこそが、“モダニズム建築”の巨匠なのね」てなことを、ちょうど大学(京都芸術大学)でも学び、興味がわいてきたタイミングでこの展示にぶらり。こちらは建築ではなく、彼が描いた絵画にフォーカスを当てたものでした。
【ハラオチ】
「住宅は住むための機械である」という格言とともに、幾何学的で機能的かつスマートな建造物を設計したコルビュジエですが、歳をとるとともに建築も絵画も曲線を駆使した柔らかいものになってきます。やっぱり人間は丸くなるんだなぁと。
【ヒザウチ】
整然とした外観の建築物とは対照的に、ピカソなどにも影響を受けた彼の描く絵画はむしろ流動的で創造の“マグマ”を感じさせます。人間やはり50-50のバランスです。
【コレイチ】
サヴォア邸宅などと関連付けて「機能美」やら「秩序」だと解説する専門家もいますが、むしろ自分は「余白の遊び」や「奔放さ」を感じるワケです。