REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。
2021-11-19-FRI
002 藤子・F・不二雄ミュージアム @川崎市登戸 2021年11月
ドラっとぶらえもん。違う、ぶらっとドラえもん。
藤子先生が大切にしたSF(すこしふしぎ)な世界がどのように創られていたかを堪能できる作り手への敬意が込められた素晴らしい美術館でした。
先生の生い立ちや作品発表時期が記されたヒストリーロードは、2112年のドラえもんの誕生年まで年表が続いていて、自分がいる現在も含めて何だかすべてが繋がっている感じがグっときます。
Super Fantasticなキャラクター、ドラえもんのおかげでだいぶ世界は優しくなっている気がして、爆買いの大荷物にもかかわらず、帰りの電車は席を譲ることができました。
【ハラオチ】
なんと、十年以上にわたり、ドラえもんは『小学一年生』~『小学六年生』まで同時連載が続いていたとのこと。学年に合わせてテーマ、コマ割りを変えながら6つの話を描き続けていたというアクロバティックさ!
そして見比べて驚いたのは、学年誌ごとにのび太の身体の大きさが違うこと。僕たちは、同じ目線でドラえもんを“自分の物語”として成長してきたんですね。
【ヒザウチ】
「人生にはトラブルや悩みがつきものだけど、さまざまに助けてくれる人がいて、それはある意味、ドラえもんがどこにでもいるということ」と藤子先生はインタビューに答えていました。
なるほどそうか、僕らはみんなのび太だし、みんなドラえもんなのか。
リラックスもするし、背筋も伸びました。
【コレイチ】
きれいなジャイアン 「きこりの泉」より