REPORT
書き物:いろいろ活動報告から雑感・妄想・昔話など。
2024-04-01-MON
54:粘着の攻防
年度末3月の忙しさや4月からの新生活に向けてのあれやこれやで外出が多いここ最近は、りん坊にお留守番をお願いすることも増えている。とはいっても、最大で3~4時間といったところで、室内カメラを外出先からチェックしながらの過保護ぶりは変わらないのだけど。。。
ただ、短い留守番でもそれが2、3日も続くと、りん坊もこちらの一挙手一投足に細心の注意を払って「置いていかれてなるものか」と、ディフェンス強化で臨んでくる。
少しでもこちらが立ち上がろうものなら「どこに行く気だ!」と足元にすがりつき、歯を磨いているだけでもジ~ッと見つめて洗面所の横から動かないストーカーぶり。
そしていよいよ人間がジャージからジーンズなどに履き替えているのを見ると、パニックモード全開で足元を8の字に走り回り、両足ジャンプでこちらの胸に飛び上がってくる。こちらの外出時のルーティンは全てお見通しなのだ。
怖いくらい覚えているの あなたの匂いや しぐさや 全てを
「まさか外に行くの!?連れてってくれるの!?ねぇ!?どうなのよ!」とワチャワチャするりん坊をゲート越しのリビングに残し、後ろ髪を引かれながらも冷静に外に出ていく人間チーム。
帰宅後の様子はというと・・・。
「よく頑張ったね~、りんちゃーん」とか「今度はりん坊と一緒に行くからね~」などとワンコ相手に猫撫で声を出す人間に対して、りん坊はそんなに大喜びする感じもなく「いいから早くお腹をさすりなよ」とゴロンとするくらい。
外出前とは一転してクールなりん坊。スリスリと頬ずりするのはヒトのほう。攻守逆転。
ワンコと人間のとても複雑で愉快な関係は今日も続いていく。